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倉田まり子事件の真相 -その2 . はてなブックマーク  Twitter   2005-01-11

 倉田さんは当時24歳。お母さんと妹さんと三人で暮らしていました。中江滋樹氏の依頼を受けて、私は都合4回彼女と会っています。
 
 マスコミが騒がしくなってからは、外で会うことができなくなりましたので、二人の弁護士と一緒に目黒の自宅に行ったことがあります。マスコミが大騒ぎしている“豪邸”を自分の目で確かめたい気持ちもありました。
 東京目黒の路地の突き当たりのようなところでした。一応、門はありましたが、門と玄関までが1mもないような家で、豪邸と騒がれていることとのギャップに戸惑ったことを想い出します。
 20坪程しかない土地の上に、鉄筋三階建が建っているのですから、どうしても門を作ろうと思えば、そのようにしかならないのでしょう。内部の間取りも推して知るべしで、母と娘2人の三人が、つつましく暮らしていける空間以上のものではありませんでした。

 倉田さんにしたら、芸能界で少しずつ売れ出したときでした。テレビ朝日を牛耳っている人物の芸能プロダクションからのスカウト話は、魅力的なものであったに違いありません。
 その上に、契約のいわば前渡金として7千万円の融資を受けることができ、小さいながらも親子3人が暮らしていける自宅が手に入るのですから、倉田さんにとって願ってもないことだったのでしょう。
 しかも、融資の返済については、テレビ局の超大物がバックについて仕事の支援をすると約束していましたので、全く心配する必要のないものでした。

 マスコミは、倉田さんが、“詐欺師”の中江氏の“愛人”であると勝手に決めつけ、汚れたお金で自宅を建てたといって糾弾しました。ヒドイものでしたね。
 私は中江氏について、相場師であったとは思いますが、決して詐欺師であったとは思っていません。私は中江氏の刑事裁判において、いわば特別弁護人のような立場で、警視庁と検察当局が創り上げた“詐欺の構図”を突き崩すために、多くの時間をかけ中江氏にかわって会社の決算書の数字をもとにした弁明書を作成しました。
 結果的には、中江氏は懲役8年の実刑が確定し、弁護側が敗れたのですが、現在でも中江氏の詐欺罪の認定は誤りであったと信じています。証取法違反については、当初から中江氏も認めていましたし、私も弁解の余地がないと思いますが、詐欺罪だけは納得がいきません。

 私の事件の場合もそうでしたが、マスコミは捜査当局が垂れ流す“リーク情報”を十分に検討しないで、そのまま報道していました。
 事件には全く関係のない一人の前途あるタレントを虚偽の報道によって血祭りにあげた訳で、今に至るも、倉田さんに対する謝罪の言葉はどこからも発せられてはいません。

 ―― ―― ―― ―― ――

 ここで一句。
“アメリカも妻もめったに謝らぬ” -仙台、もりつぐ
(毎日新聞:平成16年8月20日号より)
(検察もマスコミもそうですね。アメリカ、妻、検察、マスコミ、-これらの共通点は、権力者。)

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