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MA山根治blog

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004 公判で争っている基本的意図と理由 . はてなブックマーク  Twitter   2016-08-09

2,公判で争っている基本的意図と理由


一、真実の裁判を求める


 今回私が公判で争っている基本的な意図と理由を申し述べます。
 何度も、当法廷で述べ、先ほども申し述べましたように、私は真実の下での裁きをいただきたいために争っているのであります。罪の有無や刑の軽重を争っているものではないのです。真実の下の裁きであるのなら、刑の軽重は争いません。

 「大証券トップの北陸での謀議の後、警察庁高級官僚と特定の経済団体、そして一部政治家が仕組んだ陰謀による投資ジャーナル潰し」から始まって、「一部マスコミトップの投資ジャーナル叩き」や「真相とかけ離れた一方的報道」「後日証取法の無免許売買に当たらずと取引所が答えを出した無実の罪によるガサ入れ」「一部有力者達への返済を強要し、その為に令状を8月15日にとっておきながら、ガサ入れを24日まで延ばすという警視庁高級官僚のあまりにも横暴なる権力の乱用」。その他、「捜査方法の違法性」「経理の数字の改竄」「出頭時の約束違反」「ウソと脅迫と取り引きによるインチキ調書作成」等々、数え上げればきりがありません。そして、これらを元にして頭の中で創造された全く客観的事実に反する起訴と論告。
 これら捜査当局のやり方はあまりにもひどいものです。私はまさに、捜査当局のウソ、違法捜査、あるいは事実に反する起訴提起に対する争いをしてきたのであります。事実の部分は素直に「事実である」と認めてきました。それは、私の公判での尋問に対する答えを聞いていただいて、裁判長には十分納得していただけたはずです。全てを失った私が、何で今さら言い逃れや詭弁を弄したりするでしょうか。

 私は、今となっては全知、全能、全魂を傾けてきた私の青春の金字塔である投資ジャーナルグループというものを、真実に基づいて評価していただきたいと願っているのです。そして、真実の下での法の裁きであるならば、日本の一社会人として、しかるべき刑法上の罪を償いたいと思っております。
 私の公判廷における争いと主張は、まさに「真実のもとに裁いてください」という争いであり主張なのです。全てを失った私ではありますが、たった一つ真実だけは失いたくないのです。

 被害者を出した被告人や、マスコミに叩かれ極悪人として喧伝された被告人は、ウソやインチキの調書、事実と違う起訴、論告のもとに裁かれねばならないのでしょうか。日本国には、真実にあらざる偽りの事実によって、悪の偶像として喧伝された被告人が、真実の下で裁かれるように守ってくれる法律の条文はないのでしょうか。検察のつくり上げた虚構に基づいて裁かれるしかないのでしょうか。
 客観的証拠に明らかに反する、頭の中で創造された検察の矛盾に満ちた調書や、改竄され、故意に被告人に不利になるように作成された経理関係資料や信用性に欠ける偽りの証言に基づいての判決ではなく、証拠物のオリジナルを客観的合理的に分析し判断していただくこと、真実に基づいての判決を下していただくことを今一度お願いしておきます。

 検察は取調べの過程で、真相は違うことがわかりつつ、マスコミの騒ぎに引きずられてマスコミが作り上げたイメージどおりに起訴しました。これでは警視庁の高級官僚とマスコミトップ、そしてそれを動かした影の力の思うつぼです。まさか検察にまで権力が及んでいるとは、私は思いたくありません。

 利害関係者による投資ジャーナル潰しがあったことは、今や政界並びに一部警察界上層部では多くの人が知るところです。「退職金代わりの大金は、投資ジャーナル潰しで何々さんが得たようにして稼ぐんだよ」というのは、ある一部警察上層部での会合で出た冗談ともつかない真実の話なのです。この政界、警察界、証券界の人間はもとより、投資ジャーナル事件が仕組まれたものであったことを知っているに違いない地検特捜も、裁判所がこの事件の判決においてどのような見解を示されるのか注目しているはずです。

二、投資ジャーナル事件の真相ーその2


 今回の事件はマスコミが大きく取り上げて騒ぎましたが、冷静に考えてみれば、狭い証券界での一倒産事件であります。権力が不当に介入さえしなければ、被害者は一人も出ていなかったし、その後も出なかったと確信しております。59年8月23日まで、返済の遅延はあったものの、会員の方々と了解を取り付けての遅延であり、一人の被害者も実在しなかった訳であります。被害者と呼ばれる人は全て、8月24日のガサ入れ後に発生したものであり、被害者がまだ一人も出ていないのに、ガサ入れを決行したわけです。どのような企業であろうとも、権力が不意にガサ入れするならば、資金繰りが逼迫し、債務の返済は著しく困難になることでしょう。
 投資ジャーナルにおいては、59年8月23日現在において返済しなければならない金額約50億円に対する資産は株券、現金、融資金等で十分にあったわけですが、8月24日のガサ入れによる株価の急落と融資先のドサクサに紛れた開き直りによって、その後返済できなくなったわけです。特定の権力が警視庁生活課を動かした8月24日のガサ入れさえなければ、顧客からの預り金に見合う資産は、私の個人財産を含めれば、投資ジャーナルグループには十分残っていたのです。
 私は、ガサ入れの情報をリークしてくれた当局トップに「刑事責任があるのなら、私が責任を取るから、その前にぜひ会員の皆様方に預り金を返済させてほしい」と申し出ました。その時、そのトップは、笑いながら、「被害者を出すためにガサ入れをするのだ。何を言っとるか。」という感じで答えたのです。
 

三、嘘と犯罪のデッチあげ


 準備手続きの時、裁判長を前にして、平気でウソをついた刑事の言葉を思い出してください。

 一つには、証券会社の口座が抜けていることに対して、刑事が口座調べの方法についての言い訳をした時のことです。その刑事は「今はコンピューター化されていて、田中修なら、田中修と言う名前の口座を照会に出したら、同じ名前で何件も出てくるので、無理だと証券会社に言われた」と言いましたが、あの発言は全くその場限りの見えすいた作り話です。そのようなことを言う証券会社がもしあれば、出してきて欲しいと言いたい。田中修という名前の口座が、大証券であってもいくつもあるということは考えられないことなのです。田中という名前なら多くあるでしょう。しかし、田中修ということなら、そんなにあるわけがありません。また、仮に、田中修という口座がたくさんあったとしても、支店を指定すれば、限定することは十分可能であります。あの発言は、株の口座の実態を知らないあの刑事が考えついた、その場しのぎのウソであることは明白であります。裁判長の前で、シャーシャーとウソをついたのです。
 逮捕状の不実記載を始めとして、全てにウソと虚構で固めた捜査当局です。しかも、堂々と裁判長の目の前で、ウソまでつくのですから呆れてしまいます。

 今一つ顕著な例を申し上げるなら、鹿野刑事の発言でございます。これはもう、何をかいわんやです。テープレコーダーで録音されていますので、もう一度聴き直していただければ分かります。私はあの時、呆れてしまいました。あきれると共に、何故裁判長はあの鹿野刑事に注意をされないのかといぶかしく思いました。
鹿野刑事は、貸出金利息についての弁護人質問に対して、「本来、こういう貸出はなかったようですが、余ってしまったので、被告人の有利なように残しました。」と答えました。
 ところが、次回の準備手続きで、当グループが証券担保ローン等で実際に貸出をし、利息をもらっていた事実を弁護人が明らかにすると、今度は手の平を返したように、全く論理的におかしい相手勘定論を持ち出してきたわけです。二言目には、相手勘定論を持ち出して、逃げようとしておりました。会計をほんの少しかじった人間の、無知なるが故の論理性にかける言い訳でございました。そして、彼の二言目には必ず出る「相手勘定」という言葉は、裁判官や弁護人の貧弱な経理会計知識を明らかにバカにしているからこそのものであります。そして、最後に弁護人が「被告人の有利なようにしました、なんて言うからおかしくなるのですよ」という発言に対して、彼は裁判長の前でシャーシャーと「そんなことを言った覚えがない」と明白なウソを言ったのです。この発言は、テープレコーダーで録音されているのです。このような実態こそが、今や警察の体質になってしまっています。その場しのぎのウソをつくことが平気になっているのです。残念でなりません。

 3つめの例は、本間検事の公判廷における明白なるウソの証言です。その証言は客観的証拠と著しく矛盾しています。本間検事は取調べの時点で私に向って、「公判では、シャーシャーとウソの証言をしてやる」と言い放っていました。法の番人たる検事がです。そして、何よりも逮捕請求書の「不実記載」、これらをもって考えていただいたなら、検察作成の調書がこの裁判において、いかに信用性の無いものかは、裁判長には分かっていただけるものと確信いたしております。

 今回、事件の捜査過程を警視庁の刑事達約100名、検察庁の検事約20名、そして検察事務官数十名が見ています。このウソとデッチ上げと改竄をつぶさに見てきたのです。
 59年8月のガサ入れ時に警視庁のトップが個人的な思惑をもって現場へ指示する不公正。
 また、その後の証拠改竄、故意に間違えた資料の提出。更には、ウソと脅迫と取引によるインチキ調書の作成を間近に見てきているのです。
 時が経てば、この百数十名の捜査官の中から、必ずや誰かが投資ジャーナル事件の捜査、調書作成において、違法行為があったことを証言し、公表してくれるものと確信しております。検察調書が勝手に捏造されたものであることは、多くの人々の口から自然に漏れ、明らかになっていくことでしょう。
 陰謀によって国家権力を動かし、敵対する団体を潰すことや、一部マスコミトップに利益を提供して扇動記事を書かせ、偽りの世論を創り上げること、検察はそれを受けてその通りであるかのように、資料、調書を捏造すること、このようなことが許されてよいのでしょうか。
 今、マスコミが注目しているこの裁判において、裁判長が警察、検察に対して、賢明なるご判断のもとに勇気ある鉄鎚を下してくださることを切にお願い申し上げます。
 

四、ソフトの時代への移行とベンチャービジネス 


 ハードの時代からソフトの時代へ、今日本は歴史的転換期にあります。円高が示すように、輸出型国家から技術・金融を中心としたソフト型国家へと日本は脱皮せねばなりません。そのためには、若い企業、若い人間達にベンチャービジネスのチャンスを与え、育てていかなければならないのです。物を作り、物欲を満足させる時代から、今や物は溢れており、精神欲を満足させる時代への過渡期であるわけです。世界が新しい時代を迎えるとき、コペルニクス的転換によって180度発想を換えねば、新しい時代に対応することは不可能です。そのためにも新勢力の台頭が必要なのであります。
 金融界においても、ソフト化が進んでおりますが、今までの銀行あるいは証券会社だけでは、金融ソフト化の健全な進歩はありえません。冨の偏在が助長されるだけのことです。投資ジャーナルの行った新金融マーケットは歴史的な必然でもあったのです。
 大手法人や大資産家のみを大切にし、儲けさせていく仕組みが定着している現状の証券界において、新しい金融ソフトが生まれるのは歴史的必然なのです。新しい金融の仕組みが出てくることにより、経済はそのバランスを保ち、発展進歩していくものです。
 今日本は、新勢力の台頭を潰していく国家に変化しようとしています。投資ジャーナル事件と豊田商事事件を、同列にして論じられては困ります。投資ジャーナルは顧客からの預り金を1円たりとも費消していないわけであり、「取りつがない場合もあること」を顧客に明示しなかった部分はあるいは責められてもいたし方ありませんが、その他の部分においては新金融ソフトと受け取ってもらいたいわけであります。
 ミソもクソも一緒にして叩き処罰していくなら、新しい金融のソフト化が今後、著しく遅れることになるでしょう。それは、国家百年の大損失であることを断言しておきます。
 日本が今後生きる道はまさにソフトなのです。金融においては、金融ソフトという名の世界的資本再構築なのです。これに立ち遅れては、日本国経済は衰退していくことでしょう。
 今回の投資ジャーナル潰しで味をしめた一部権力者が今後も新しい金融ソフトを「悪徳商法」とのレッテルをはって、ミソもクソも一緒にして叩き潰していったのでは、日本の金融経済は動脈硬化を起し、衰退していってしまいます。

五、裁判長への再度のお願い


 一部権力者の思惑によるガサ入れ、違法捜査そして、捏造調書を弾劾する意味においても、真実の事実関係に基づく判決を心から期待し、お願いするものであります。公正な判決は、投資ジャーナル潰しの真相を知る政界証券界への警鐘となることでしょう。また、それは、捜査に携わった警察官並びに検察官、検察事務官に対し、裁判官の目は「フシ穴ではないぞ」との警告となることでしょう。
 「君の言う真相に基づいて判決してもなお法律的には有罪であり、かつ見せしめの意味も含め、これだけの量刑を受けろ」と言われるのなら、私は喜んで司法の裁きに従わせていただきます。なにとぞ、検察官の捏造した調書とか当法廷における偽りの証言に惑わされることなく、真実にもとづく公正なる判決をお願いする次第でございます。
(つづく)


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