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国税マフィアの闇-⑫ . はてなブックマーク  Twitter   2015-08-04

 国税庁長官が、利権集団である国税マフィアのボスであった。しかも、この国税マフィアのボスが、あろうことか現在の安倍政権の中枢にもぐり込んで、安倍内閣を意のままに操っていたのである。

 内閣官房のホームページがある。幹部として安倍晋三内閣総理大臣以下、13名が紹介されている。
 その中に、内閣官房副長官補の肩書を持つ古谷一之(ふるやかずゆき)という人物がいる。この人物こそ、無実の罪(冤罪)を犯罪としてデッチ上げるための偽装工作を指示した張本人だ。利権集団としての国税マフィアのボスである。

 古谷一之とは、一体どのような人物なのか。内閣官房のホームページでは顔写真付きのプロフィールが公表されているので、以下、そのプロフィールを略記する。

 古谷一之(ふるやかずゆき)。
  1. 昭和30年5月16日生まれ。60歳。長崎県出身。
  2. 昭和52年10月、国家公務員上級試験(法律)合格。
  3. 昭和53年3月、東京大学法学部卒。
  4. 昭和53年4月、大蔵省入省。
  5. 平成21年7月、主税局長。
  6. 平成24年8月、国税庁長官。
  7. 平成25年4月、内閣官房副長官補(山根注。国家公務員ではあるが、国家公務員法第2条において特別職とされている職員。国家公務員法の適用除外職。)。
 典型的な省キャリ(大蔵省(現、財務省)採用のキャリア官僚)である。省キャリの中でも長い間、特権階級的な扱いを受けてきた東京大学法学部卒だ。
 
 日本は議院内閣制を採用している民主国家であると言われているが、それはあくまでも表向きの建前でしかない。その実体は、全く異っている。実態は、公務員の中のごく一部のキャリア官僚が日本国を裏でコントロールする、「官僚内閣制」だ。内閣の中枢にもぐり込み、時の内閣を意のままに操っている、官僚の、官僚による、官僚のための、官僚国家であると言ってよい。
 つまり、憲法において公務員は、
「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」―日本国憲法第15条1項
と規定され、「全体の奉仕者」、即ち公僕(Civil Servant)とされているにも拘らず、実態はその逆だということだ。真実は国民が、公務員(官僚)の奉仕者・下僕であるというのが偽らざる現実だ。官尊民卑である。
 明治憲法下で天皇の臣下(家来)とされていた官僚が、日本国憲法下でも天皇の臣下であるかのように振るまい、自らの利権を確保するために明治憲法下と同じように変ることなく我がもの顔で蠢(うごめ)いているのである。

 このたび初めて気がついたことがある。日本国憲法の中に何やら怪しげな仕掛けが施されているのではないかということだ。「公務員」と「官吏」(日本国憲法第7条5号、第73条4号)とが巧妙に使い分けられているのではないか。「官吏」は、明治憲法下の勅任官のような存在ではないかということだ。「官吏」のうち認証官については、任免行為の認証者が天皇とされているのである。
 彼ら「官吏」は認証官と認証官ではない者とに分けられているようであるが、いずれも特別職(国家公務員法第2条3項)とされ、公僕とされる「公務員」とは明確に区別されており、国家公務員法の規定にしばられない特別な存在だ。つまり「官吏」は、国民の僕(しもべ)、つまり公僕ではなく、国民を配下として扱う天皇の臣下ではないかということだ。
 日本国憲法ができたのが昭和21年、GHQ占領下の日本である。終戦直後のドサクサに乗じて、天皇制の温存にからめて、国家公務員法、人事院規制などに小細工を施して、密かに官僚制の温存を図ったものとみられる。

 改めて現在の安倍政権の中枢である内閣官房を見てみよう。
 幹部スタッフの内、菅義偉内閣官房長官と2人の内閣官房副長官(政務)の3人が国会議員であり、杉田和博内閣官房副長官(事務)以下、9人のスタッフのうち遠藤紘一内閣情報通信政策監を除く8人は、全て「官吏」である。
 内閣官房のヌシである安倍総理と番頭役の菅官房長官は、共に与えられたシナリオを必死になって暗記して、ひたすらオウムのように繰り返す単なる口パク人形にすぎない。2人の官房副長官(政務)は、飾りとして据えられているだけの存在だ。
 安倍総理以下4人の口パク人形を陰で操っているのが、杉田和博内閣官房副長官(事務)以下8人の「官吏」、俗にキャリア官僚あるいは元キャリア官僚(蔑称として過去官僚)と言われている連中だ。寄席芸の二人羽織りを想い起せばよい。
 内閣官房を牛耳る8人のキャリア官僚を事実上たばねているのが、財務省から送り込まれた古谷一之その人である。この人物こそ、国税マフィアのボスであり、偽装工作を指令する秘密文書を作成した張本人であった。
(この項終り)

 ―― ―― ―― ―― ――
 ここで一句。
”学卒にまけんがポリシーだった亡父” -大分、春の小川
(毎日新聞、平成27年7月27日付、仲畑流万能川柳より)

(学卒のトップと誤解されていたキャリア官僚、その実、国民を食いものにしてきた最低最悪の部類であったことが判明。学卒などに負けるはずなどありゃしない。)

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