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『大義名分なき公共事業』-大手前道路、大橋川改修、八ッ場ダム-4 . はてなブックマーク  Twitter   2010-03-02

 弊社主任コンサルタント山根治が講演した「大義名分なき公共事業 -大手前通り、大橋川改修、八ッ場ダム」についての講演内容を、数回に渡って「山根治blog」にて公開いたします。

【講演会】「大義名分なき公共事業 -大手前通り、大橋川改修、八ッ場ダム」

  • 日時: 平成22年1月23日(土)13時35分~
  • 場所: 島根県民会館307号室 (島根県松江市殿町158番地)
  • 講師: 公認会計士 山根治

第一回: 『大義名分なき公共事業』-大手前道路、大橋川改修、八ッ場ダム-1


【2.公共事業をめぐる状況の変化】

 次に、レジュメの2番の、公共事業をめぐる状況の変化について申し上げます。先ほど申し上げましたとおり、まるっきり変わったのが、政策評価法という法律ができたことです。この法律に合致しなければ、公共事業をしてはいけない。継続中の公共事業もそのままズルズルと続けてはいけない、こういったことをチェックする法律なんですね。これが大きく変わった第一点。

 それともう一つ変わったのは、情報公開法の制定です。今までは、隠して隠して隠し通すことができた。ところが、情報公開法ができてから、隠すことができなくなった。この法律を活用して情報開示請求をすれば、詳しいデータが表に出てくるようになった。私が追求してきたことについても、これまでひたすら隠していたデータが出てきた。こういうものが出てきたからこそ、私は自信を持って、島根県がどのようなインチキをしているか、これを具体的に説明できるようになりました。
 国土交通省もはじめはほとんどのデータを隠していました。何回言っても出さない。質問状を出したり、情報開示請求をしたりと、何回ぐらいでしょうか、私と北川泉先生との連名で7、8回はやったんじゃないでしょうか。とうとう国土交通省も去年になってから詳しいものを出してきた。国交省は私達に情報開示すると同時に、居直ったのか分りませんが、ホームページで公表しちゃった。今は皆さん誰でも国交省のホームページにアクセスしたら出てきます。
 米子の方には国交省のホームページを見ていただきたいのですが、中海の護岸工事をする必要がないことを、彼らが端無くも地図で説明しているんです。今までインチキの決め手がなかなか見つからなかったんですが、とうとう去年の段階で大橋川と、この大手前道路の確たるインチキの裏づけ、根拠が出てまいりました。今日はあらためて声を大にして申し上げる。今まで何回かこういうような場でお話ししてきましたが、これまではデータが足りなかった、従ってかなり推測の面があったんですが、今度こそ推測ではない、ズバリ生のデータです。
 私が地域住民の一人として反対運動に携った淡水化と干拓反対のときには、政策評価法も情報公開法も2つともなかった。だからなかなか決め手となる情報が取れなくて、えらく苦労した想い出があります。

 それから3番目はですね、土建国家からの脱却ということですが、これは民主党政権に変って「コンクリートから人へ」というスローガンのもとに、実行に移されようとしていることです。

 あと、国家財政。これも長年にわたる自民党政権のツケが回ってきて、地方と国を合せてだいたい1,000兆円を超える借金ができた。今までのように公共事業の大盤振舞いをしていればいいという時代ではなくなったということですね。そういう状況のもとで、今この大橋川改修をどうすればいいか、それから大手前道路をどうすればいいか。
 これらのことは、国家財政の観点からしますと、この地域だけの問題じゃない。全国的に考えていったいどうあるべきか、税金の公正な配分はどうあるべきかという非常に大きな問題になってくるんですね。
 特にこの島根県は、長い間、1人あたりの公共事業の金額が全国一をずーっと続けていました。予算を持ってきた政治家は全部自分達の手柄のように自慢していましたけれども、私は非常に恥ずべきことであると、前々から思っていまして、やはり本来配分されるべきでないものが不正に配分されていた、過去ずっとそうだったということです。
 過去のことはしょうがありませんので、少なくとも現在、そういうことがあるとすれば、どうしても止めなければいけない。ムダな公共事業は地域の問題だけじゃなくて、日本国家の立場から言ってもしてはいけないと思うんですね。

 そういうふうに公共事業をめぐる状況と言うのはこのところ大きく変化してまいりました。
(この項つづく)

 ―― ―― ―― ―― ――

 ここで一句。
“越後屋が悪代官を責めている” -鳴門、かわやん。
(毎日新聞、平成22年2月6日付、仲畑流万能川柳より)

(自民党しめたとばかり振り上げたコブシが空しく宙を切る。外野席から一言、-アンタにだけは言われたくない。)

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