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100年に1度のチャンス -29 . はてなブックマーク  Twitter   2009-05-05

 好むと好まざるとに拘らず、私達は、情報のカオス(混沌とした状態)の中に投げ込まれています。五里霧中(深い霧が五里四方にたちこめて、全く方角が分からないような状態に陥ること、-新明解国語辞典)の状況と言ってもいいかも知れません。
 このような状況にあって私達はどのようにしたらいいのでしょうか。膨大な量の情報という深い霧の中をあてどもなくさ迷い、いきあたりばったりに情報を利用し、情報に翻弄(ほんろう)されるしか方途がないのでしょうか。情報の洪水は世界的な規模のものであるために、個人がどのようにもがこうとも蟷螂(とうろう)の斧、致し方(いたしかた)のないものなのでしょうか。

 私はそうは思いません。洪水のように押し寄せる情報には様々なものがありますが、勿論その全てがニセモノである訳ではありません。当然のことながら、ホンモノの情報が存在しているのです。
 ただ情報がホンモノであるからといって、直ちにそれを活用することはできません。十分に咀嚼(そしゃく)しないと消化不良を起してしまうからです。ここで大切なことは、情報を活用するために、ホンモノの情報を選び分けた上で咀嚼することです。これは、私達が通常、「情報のリテラシー(理解)」と呼んでいるものです。ちなみに、咀嚼の意味を辞書で確かめてみますと、次のように説明されています。
「食べ物をかみ砕き、やがて自分の血とし肉とすること。」〔人の言ったことや他人の書いた文章の意味をよく考えて、自分なりに理解する意にも用いられる〕-新明解国語辞典。
 私達の身の回りに飛び交う、玉石混淆の無数の情報。これだけでは単なるゴミの山でしかありません。この中から石をとり除き玉(ぎょく)だけを集め、更にこの玉に磨きをかければ、全く異なった情報へと生まれかわります。情報のリテラシーであり、咀嚼であり、あるいは止揚(アウフヘーベン)ということです。
 これまで、このようなことができるのはごく一握りの限られた人達の特権のようなものでした。重要な情報を独占して決して公開しようとしなかった人達です。独占による巨大な利益を確保するために、外部には決して公(おおやけ)にしなかったのです。
 しかし現在は状況が一変しています。多くの重要な情報が公開され、誰でも活用することができるようになっています。国とか地方公共団体の情報をはじめ、会社の情報もかなりのものが公開されているのです。しかも、このような重要な情報が誰でも居ながらにして手に入るようになりました。これは日本だけでなく、全世界レベルのことで、まさにインターネットの驚異的な発展のたまものです。

 知的財産(知財)の代表格とされる特許とか意匠権も例外ではなくなりつつあるようです。急速な経済発展によってこのところ一段と存在感が加わった中国とかインドのように、もともと知財に対する法規制がないか、あるいは法規制があったとしても、それを守ろうとする国民の規範意識が稀薄な国の存在は注目すべきです。インドでは新薬のコピー商品が規制されていないようですし、中国にいたっては何でもありの状況です。
 このような知財についての考え方とか扱い方が間違っているとか、ケシカランとか果して言い切れるのでしょうか。考えてみますと、インドも中国も文明発祥の地ですから、この国の人達にはあるいは、現在の世界がこうむっている文明の恩恵は一体誰のおかげか、発明にせよデザインにせよ、役に立つもの、良いものを自由に取り入れて何が悪いか、といった意識があるのかもしれません。つまり、発明は人類が生み出した共有財産であると考えれば、たとえ10年とか20年にせよ、発明者に独占的利益を与えることの方がかえっておかしいのではないかとも言えるでしょう。近年日本でも認められるようになった「ビジネスモデル特許」に限って言えば、特許が認められていたとしても、特許権者が独占的に使用することが事実上できにくくなるでしょう。たとえば、コンピュータ・ソフトについては、ネット上で無料もしくは極めて安い料金で利用できるようになり、事実上、利益の独占は難しくなるはずです。

 知的財産を独り占めすることが難しくなってきたことは、それが全世界の人達の共有の財産になろうとしていることを意味します。これはもとより知的財産だけのことではありません。環境資源を含む天然資源、世界の60億人の人的資源も同様です。一部の国、一部の人達がそれらを支配し、独占的な利益を享受する時代が終ろうとしているということです。宇宙船地球号として、世界全体が運命共同体であることの認識は、人類が存在し続ける上で不可欠のものとなりつつあります。収奪の時代が終り、新しいパラダイム(時代を支配する考え方)に切り替わったのです。
(この項つづく)

 ―― ―― ―― ―― ――

 ここで一句。
“本職は テレビと政治 どっちなの” -群馬、路傍土。
(毎日新聞、平成21年4月22日付、仲畑流万能川柳より)

(どっちでもない、タレントもどき、政治家もどきだったりして。)

100年に1度のチャンス -29 (2009-05-05) . はてなブックマーク  Twitter  


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[1424] Re1: 100年に1度のチャンス -29 投稿者:yosh 2009-05-08 00:15:19
はじめまして、面白い記事がたくさんありましたのでコメントさせてもらいます。

情報化社会すごいですよね。

ただ、今まで小人数の人しか騙されなかった世界が

大規模な詐欺へと進化していくのではないでしょうか?

いや、もう始まっているかもしれませんね!
[1425] Re2: 100年に1度のチャンス -29 投稿者:山根治 2009-05-08 17:14:13
>[1424] yosh 様

“石川や 浜の真砂(まさご)は 尽きぬとも 世に盗人(ぬすびと)の 種は尽きまじ”

 あなたのおっしゃる通りです。気をつけましょう。
[1426] Re3: 100年に1度のチャンス -29 投稿者:国土計画 2009-05-08 17:52:21
ホリエモン擁護?なのかわかりませんが
なぜこの時期に居丈高の批判書き込みが
続いているのでしょうか。

汚い言葉使いからみてさすがホリエモン
擁護論者だと納得できますが。
[1430] Re4: 100年に1度のチャンス -29 投稿者:元ライブドア株主 2009-05-14 21:51:20
山根治様

堀江貴文氏に対する名誉毀損事案について
今後、弁解および謝罪をされる気はあるのでしょうか?
[1435] Re5: 100年に1度のチャンス -29 投稿者:ダイスケ 2009-05-16 13:13:24
堀江さんが自身のブログで反論したからでしょう。

また、汚い言葉遣いについてですが
その堀江さんに対して、5/8のエントリーで

>小人・売名・屑野郎
とか言う、ここの管理人も相当汚い言葉遣いだと思いますけどね。
[1439] Re6: 100年に1度のチャンス -29 投稿者:grace 2009-05-18 13:53:14
>>[1435] ダイスケさん

 >また、汚い言葉遣いについてですが
 >その堀江さんに対して、5/8のエントリーで

 >>小人・売名・屑野郎
 >とか言う、ここの管理人も相当汚い言葉遣いだと思いますけどね。

これは堀江氏に対して言ってるんではなく、山根氏へのコメントにこういう言葉があったと言ってるんだと思いますが……

また、山根氏も自分の言葉遣いが汚いのは「ホリエモンの弁解術 -2」で認められています(失礼)。

堀江氏のブログの、福岡の危険運転致死傷罪についてのダイスケさんのコメントには頷かせられましたが。
[1440] Re7: 100年に1度のチャンス -29 投稿者:山根治 2009-05-18 15:20:20
>[1435] ダイスケ殿へ

 戯(ざ)れ歌に説明を加えるのは野暮なことではありますが、誤解が広がっていくのも困りますので申し添えます。
 松江讃歌 http://ma-bank.com/item/1015 で、
”小人・売名・屑野郎”
というのは、堀江氏とその讃同者が私に投げかけてきたものです。私が堀江氏に対して言っているものではありません。コメント[1439] grace殿 のおっしゃる通りです。
 内容については下記ページをご確認ください。

・小人:http://ameblo.jp/takapon-jp...
・売名:http://ameblo.jp/takapon-jp... のコメント欄
・屑野郎:http://ma-bank.com/item/1012 のコメント欄
[1441] Re8: 100年に1度のチャンス -29 投稿者:国土計画 2009-05-18 17:49:07
山根氏の本HPとは次元が異なる
堀江氏に対する誹謗、中傷内容を
堂々と掲げたHPがあるにもかかわらず
そのHPには堀江擁護論者からの批判は
ほとんどないのでは?

また、堀江氏擁護をしたいのなら、
山根氏に直接メールなり連絡して
事の理非曲直を説明申し上げれば
良いのに、一般閲覧者に見える場所に
弁解だの謝罪だのと言い連ねるのは
山根氏に対する誹謗中傷に当たると
考えます。

私は本HPの一般的な閲覧者ですが
堀江氏擁護論者は、論理性のない
居丈高な書き込み内容で非常に反発感を
覚えますし、堀江氏本人にも多大なる
マイナスイメージを抱かせる効果が
大きいと思います。
[1442] Re9: 100年に1度のチャンス -29 投稿者:アンチ山根ブログ読者 2009-05-19 21:30:58
国土計画さんって、山根氏擁護論者なのですね。じゃあ、何をいっても山根様マンセーと唱えるのがよろしいかと。

このブログを読んでの印象ですが、憶測だけで語られていてとても一般常識のある会計士さんとは思えませんが。
[1444] Re10: 100年に1度のチャンス -29 投稿者:国土計画 2009-05-20 22:30:55
アンチ山根ブログ読者 さんえ
コメントを聞き流そうとも思いましたが
一言、

>>国土計画さんって、山根氏擁護論者なのですね。
>>じゃあ、何をいっても山根様マンセーと唱えるのが
>>よろしいかと。

私のコメントのどこに山根氏は正しいと主張している
部分がありますか?

ところで、アンチ…さんは山根氏のブログに
中傷コメントを書き込むことで堀江氏かまたは
その周辺の方々に便宜をはかっていただいているん
ですよね。まさか、個人の意思ではないですよね。

ホント、アンチ…さんのお体を心配してしまいます。
これから、暑い季節です。気温が高いと前頭葉の
働きが悪くなり、堀江氏マンセー感情が異常亢進
してしまうか、または、その反対に、書き込み内容に
鋭さがなくなってしまうかもしれません。
そのときには、薬局でアイスノンを買って、自宅の
冷蔵庫で冷やしてから、ご大切な貴殿の頭をよく
冷やしてくださいませ。
先ほど、テレビを見ていましたら、あのマザーテレサは
300万円する高級車をプレゼントされた際に、周辺の
方々はその車を売ったお金で貧困者を救済すると
考えたらしいのですが、実際には、その高級車を賞品
とした宝くじを売ったそうです。そしたら、なんと、
1500万円もの大金を得ることができ、より一層、
貧困者の救済に尽力することができたそうですよ。
ホリエモンも、もしかしたら、そのような趣旨で
株を売ったかもしれませんですね。
それでは長文となりましたが、アンチ…さまもお体を
じゅうぶんにご自愛くださいますように心から
お祈りいたします。

かしこ

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